タイプ別メンタル疲れ解消法~ワータ編~

 

なんだか疲れた…」というあなた。

アーユルヴェーダの知恵を使って乗り切りましょう!

 

アーユルヴェーダにはワータ・ピッタ・カパという生命エネルギーがありますが、

メンタルの疲れもそれぞれの要素の乱れから来ます。

そしてその要素の乱れによって


症状や回復法も異なります。

 

「カパ体質だから、ワータのメンタル疲れにはならない」ということではなく、

環境や過ごし方によって乱れ方も変わってくるのです。

 

今回はワータのメンタル疲れの症状や解消を紹介します。

 

ワータのメンタル疲れの症状

疲れたと感じる時はどんなときですか?

どんな症状があるでしょうか?

以下に挙げるのが、ワータのメンタル疲れの症状です。

いくつ当てはまるかチェックしてみてください。

 

・人の顔色をつい気にしてしまう

・理由もなく不安になる

・感情が不安定でコントロールできない

・暗いニュースに気持ちが沈んでしまう

・神経質になって、細かいことが気になる

・怖い夢や不安な夢をよく見る

 

特にワータ体質の人は周りの環境に感情が左右されてしまいがちです。

またワータ特有の不安定な性質によって、

喜怒哀楽が激しくコントロールするのが難しくなってしまうことがあるのです。

 

 

どのように対処すればいいの?

ではこの疲れにはどのように対処すればよいのでしょうか?

それぞれのタイプによって解消法も変わるので、紹介します。

 

ワータのメンタル疲れの解消法

ワータのメンタル疲れの原因の1つに神経を使いすぎていることが挙げられます。

 

神経質になっているなと感じる時は、暗いニュースやドラマなどから離れ、

心を落ち着かせる音楽を聞いたり、

自然が多いところに行ってみることをおすすめします。

普段使いすぎている神経を落ち着かせることで、心が安定してきます。

 

特にワータ体質の人は感覚神経が敏感なので、

五感から取り入れる情報に左右されやすいです。

耳・肌・目・耳・舌それぞれから入る情報が心地よいものになるように、意識してみましょう。

 

またワータのメンタル疲れは単純に体の疲れからくることも多いです。

ワータ体質の人はもともと体力があまりありません。

しかしワータには軽い性質や動く性質があるため、

ついつい動き回ってしまい、結果的に疲れてしまうことが多いです。

 

身体と心は密接につながっています。

身体の疲れは心にも現れるし、心の疲れは身体の疲れに現れます。

疲れているなと感じる場合には、ゆっくりと湯船につかり、

早めに寝ることを心がけましょう。

ワータの冷えがちな身体が温まり、体力回復に繋がります。

 

ワータ疲れの時のTO DOリスト

ワータが原因の疲れを感じたら以下のことをしてみましょう。

 

・ゆっくりお風呂に入る

・早く寝る(8時間がベスト)

・家でゆっくり過ごす

・好きな音楽を聴く

・自然が多いところに行く

・好きな香りを嗅ぐ(ユーカリやカンファーなどのアロマがおすすめ)

・暗いニュースやドラマを見るのをやめる

・疲れるなと思う人から離れてみる

・美味しいものを食べる(見た目から美味しものだとさらに◎)

・温かいお茶や紅茶でゆっくりとティータイムをする

 

 

ワータ疲れの時はとにかく体を休めること、

そしてほっと一息ついて、精神を落ち着かせることが大切です。

 

 

 

ワータ疲れの時にしてはいけないことは?

次にワータ疲れの時にすると、余計疲れを悪化させてしまう行動を紹介します。

 

ワータ疲れの時のNG行動

・夜更かしをする

・暗いニュースやドラマを見る

・急いでご飯を食べる

・予定をたくさん詰める

・入浴をシャワーだけで済ませる

・着心地の悪い服、歩きづらい靴を身に付ける

 

これらの行動はワータの持つ不規則さや動く性質をさらに増やすので、

ワータが乱れることに繋がります。

また五感から不快な情報を受け取ることもワータのメンタル疲れには良くありません。

 

 

自分のメンタルは自分で管理しよう

自分のメンタル疲れがどんな原因できているかを知っていると、

適切に対処できるので、疲れを長引かせません。

好きな香り、音楽、場所など、自分を癒すための引き出しを常に多く持っておくことが、自分のメンタルを管理することにもつながります。

 

次回はピッタのメンタル疲れについて紹介します。